派遣法の順守徹底要請=違反続出で、経済団体に−厚労省(時事通信)

 厚生労働省は8日、派遣労働者の受け入れ期間に制限がない専門業務と偽り、長期間派遣で単純作業に従事させる事案などが相次いでいることを受け、労働者派遣法の順守徹底を求める要請文を日本経団連や日本商工会議所などに出した。
 同法は秘書や通訳をはじめ26の専門業務を除き、同じ企業への派遣期間を原則1年、最長3年と規定。しかし、専門業務として派遣契約を結びながら、別業務を長期間行わせるケースなどが続出。昨年4月から今年1月までに専門業務と偽る違法派遣で95の事業所が指導を受けている。 

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日本経団連

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「最も素晴らしい決定」と遺族ら=感極まった表情で会見−横浜事件(時事通信)

 横浜地裁による刑事補償交付決定を受け、元被告・故小野康人さんの遺族らは「私たちが期待した最も素晴らしい決定」と感極まった様子で長かった闘いを振り返った。
 決定直後、記者会見場に入った小野さんの次男新一さん(63)と長女斎藤信子さん(60)は、「すごい決定だよ」と興奮気味の佐藤博史弁護士から決定書の内容について説明を受けると、一言一言うなずきながら聞き入った。最後に新一さんは涙ぐみながら、無言で弁護士と固い握手を交わした。
 新一さんは「私たちだけでなく、横浜事件に関係した六十数人の問題。画期的な決定で、支援してくださった皆さま、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
 信子さんは「再審申し立てから24年、ようやく本当の答えを得ることができた。一次再審を申し立てた原告全員に(決定を)聞いてもらいたい」と声を震わせ、弁護士の手に握られた45ページに及ぶ分厚い決定書に何度も目をやった。
 3次請求の故木村亨さんの妻まきさん(60)は「主人は『よくここまでやってくれたな』と言ってくれるだろう」と語ったが、「長い歳月の中で被害者、弁護団の方が亡くなるなど、失うものも多かった。主人は喜びつつも、怒りも持ち合わせていると思う」と複雑な心境をのぞかせた。 

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